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【論文】腕立て伏せが40回出来ると、心血管疾患の発生リスクが96%低下する!!?

こんにちは。cortisパーソナルトレーニングジム代表の日原です。
今回から新シリーズ『サルでもわかる論文を紐解くシリーズ』を行なっていきたいと思います!
論文と聞いて身構えず、わかりやすくご紹介していきます!!


①結論:腕立て伏せは40回出来るとBEST!

【論文出典:Association Between Push-up Exercise Capacity and Future Cardiovascular Events Among Active Adult Men

結論から申しますと、
・男性で40回以上の腕立て伏せが出来る人と、10回未満しかできない人を比べると心血管疾患の発生リスクが大幅に減少した

・具体的には、96%も低いとのこと!!

※心血管疾患とは、心臓病と血管疾患に分類される。
・不整脈
・虚血性心疾患
・心臓弁膜症
・動脈硬化
・大動脈瘤
など

運動処方を指導する身として、一つ情報を覚えておくと良いでしょう。
腕立て伏せは40回出来ると心血管疾患の発生リスクを低下させます。
健康で生活したいというクライアント(男性)であれば一つの指標になりますね!


②論文の信ぴょう性

対象人数:1104人
調査期間:10年間
結論:信ぴょう性は高いと思われます。

10人とかの調査だとなかなか信ぴょう性は低いですが、
今回の実験はかなり長期間&大人数。
プッシュアップをオススメしているわけではありませんが、特定の人には割とオススメできるのではないでしょうか??


③現場での使用例

とにかく、『プッシュアップが心血管疾患に関連していることは分かった!』という方向けに
どのように指導するのか真面目に考えてみました。

指導する対象

そもそも『プッシュアップ』のメリットは自宅でも出来るということ。

ということは…
☑ジムに出て運動したくない
☑ジムに来る習慣が出来ていない人
☑パーソナルトレーニングでのホームワークメニュー

☑オンラインパーソナル指導
☑大人数での指導
☑社会人チームの指導
など

さらに言えば、無料で家で出来てしまうため
youtubeやinstagramなどの映像発信でも積極的に使用してみるといいかもしれませんね!


手首が痛い人向け

プッシュアップで手首に痛みが伴う場合、
☑筋力不足
☑柔軟性不足
☑手の位置
☑重心
☑骨の配列による問題(生まれつき)

といったことが考えられます。
解決策はいくつあり、
☑プッシュアップバーを使用する
☑手首周りのストレッチやマッサージによる筋緊張を低下させる
☑拳立て伏せにする
☑プッシュアップ=ベンチプレスでいう体重の六分の一と言われているため『ベンチプレス』にする
☑チェストプレスにする

個人的には『床を押す』ということを重要視しているため
マシンやベンチプレスの導入よりも
プッシュアップバーか拳立て伏せを断然お勧めします!

プッシュアップバーであれば可動域も広がり、十分家でも追い込めますので特にオススメ!!


プッシュアップバーはかなりリーズナブルなのでオススメです。
ドクターエアーはかなり高いですが、それ相応の結果が期待できますよ!

まとめ

プッシュアップは心臓病や動脈硬化のリスクを大幅に下げるので
自宅メニューや大人数での指導にはぜひ盛り込んでみてはいかがでしょうか??

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