
「無駄な脂肪を落としたい」
「健康的な生活をおくりたい」
「モデルのような引き締まったボディを目指したい」
目指すところは人それぞれですが、特に女性はダイエットを経験したことが1度はあるのではないでしょうか。
成功すればそれでよし!・・・ですが、失敗したり途中で挫折した方も多いのではないかと思います。
今回はこれからダイエットを始めようと考えている方、失敗経験があるという方にやってはいけないダイエットを解説していきます。
目次
ダイエットの目的とは
間違ったダイエットをしないために、まずはダイエットの目的を正しく認識することが大切です。
女性のダイエットの目的の大半は美しく見える、もしくは健康的に見える身体づくりだと思います。
ここでおちいりやすいのが瘦せる=体重を落とす=ダイエットと無意識レベルで思ってしまうことです。
体重を落とすことは間違ってはいないですが、目的が見た目の美しさ、健康的な体型であればあまり重視する必要はありません。
判断することはほぼないからです。
もし体重を落とすことが目的であれば、それは減量になりますので格闘技やスポーツ選手の最終手段ですよね。
日常生活で体重の話はしても実際に人に見られる機会なんてそうないはずです。
体重はあくまで指標にしておくくらいにしましょう。
大事なのはあくまでどう見えるかなのです。
やってはいけないダイエット
- 極端な食事制限や水抜き
- 運動や筋トレをしない
- 食べることでダイエットする
・極端な食事制限や水抜き
先に言っておきますが、食事や水を抜けば瘦せます。
これは事実です。
ここで大切なのは同時に筋肉も落ちることです。
食事をとらなければ人間は体を動かすエネルギーがなくなり、脂肪を燃焼することでエネルギーを
生み出します。
ここまでは完ぺきな流れ!・・・なのですがここからが本題です。
筋肉をつくるもととなるタンパク質が不足すると人間の体は筋肉を分解してたんぱく質を合成します。
筋肉が落ちると基礎代謝(生活するだけで消費する1日分のカロリー量)が下がり、よけいに太りやすく
なってしまいます。
健康にも害を及ぼしかねません。
極端に食事を減らすことは、短期的には体重を減らしますが、その分もとの食事に戻ればリバウンドにつながります。
ダイエットを目的とするのであれば控えることが賢明です。
食事を改善することでまず始めることは、脂質を減らすことです。
エネルギー産生栄養素 | 1gあたりのカロリー |
炭水化物 | 4キロカロリー |
タンパク質 | 4キロカロリー |
脂質 | 9キロカロリー |
上の表のように脂質は同じ量の炭水化物・タンパク質と比べ、カロリーが倍以上です。
そこで脂質を減らし、筋肉のもととなるタンパク質をその分とっていくことで、できるだけ筋肉を維持しながら脂肪を落としていくことが可能になるのです。
例)
・油ものを減らし、生ものや茹でたものを増やす
・鶏モモ肉から鶏むね肉にかえる
・パンからおにぎりにかえる
(パンは脂質が米より高い)
コンビニやスーパーでの買い物も成分表示を見ながらすることはおススメです。
・運動や筋トレをしない
カロリー制限などの食事によるダイエットはもちろん可能ですが、それだけでは筋肉を現状維持か
落ちていくことはあっても、筋肉が増えることはほぼありません。
どういうことかというと長期的には成功しにくいんです。
ウォーキングなどの有酸素運動や筋トレはエネルギーを消費しますので脂肪を燃焼しやすく、
ダイエットにはとても効果的です。
さらに運動や筋トレにはアフターバーン効果というものもあります。
ワークアウトが終わった後もしばらくカロリー消費が上がるといういわば無敵状態の時間ですね。
特に体への負荷の低い有酸素運動よりも筋トレのような激しい運動の方がアフターバーン効果は大きいと
されています。
では筋肉をつけることや筋トレのさらなるメリットとはなんでしょうか。
それはズバリ
【つけたい場所につけることができる(ボディメイクできる)】

やっぱり筋トレや筋肉の魅力は
なんといってもつけたいところにつけることができることなんです!
例えば腹筋のトレーニングでは腹筋が鍛えられます。
お腹以外の使ってない場所にはほとんど効き目がないのでお腹だけが鍛えられます。
脂肪は逆に全体的に落ちていくため、お腹だけ瘦せたりということはほぼありません。
全体的に脂肪を落としていってメリハリをつけたい、引き締めたい場所はそこを狙ってトレーニングしていくことで
ボディメイクが可能なのです。
「体は引き締めたいけどムキムキになりたくない」
「筋肉を付けて太くしたくない」
そんな方も安心してください。
実生活でムキムキの女性や筋肉で体が太い女性をあまり見かけることありませんよね。
それには理由があるんです。
筋肉を大きくするにはテストステロンとよばれる男性ホルモンが大きく関わります。
女性は男性よりテストステロンの分泌が非常に少ないため、
男性より筋肉はつきにくいんです。
「思ったより筋肉がついてしまった」
そんな才能の塊のあなたは思いきって筋トレやめちゃえばいいんです!
だって筋トレと食事をしなければ筋肉は落ちるのですから。
・食べることでダイエットする
最初に食べないことは良くない!と言いましたが食べることも注意が必要です。
やめるべきポイントがあります。
それは、いつも通りの食事や運動をしながら瘦せると話題のダイエット食品や野菜を摂ることです。
食事とは体を動かすエネルギーになりますが、エネルギーとして使われなかった残り物が脂肪として貯蔵されます。
これが太る原因なのです。
ダイエット食品や野菜は太りにくかったり、食物繊維がとれるなどのメリットがあります。
しかし普段の食事をとったうえで摂取すると、単純に普段よりも多くのカロリーを摂取することになります。
普段の食事から一つ減らしたかわりにダイエット食品や野菜を食べる、もしくは運動の量を増やして消費カロリーを上げるなど、摂取カロリーが増えるだけにならないような工夫を行いましょう。
また、野菜を食べる際はドレッシングにも気を付けるべきです。
ドレッシングには脂質が10gを超えるものも多くあります。
ノンオイルドレッシングや塩をかけて食べるなど脂質を抑えて食べることも意識してみてください。
- まとめ
・極端な食事制限や水抜き
・運動や筋トレをしない
・食べることでダイエットする
以上の3つに気をつけることで一番大事な
“健康的にダイエットを進める”
ことにもつながります。
適切なダイエットは無理せず
健康に行うことが第一!
ぜひ参考にしてみてください!