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【論文・知識】妊娠中に腸内環境を良くすると子どもの食べ物アレルギーリスクが低減する

腸内環境と子どものアレルギー

こんにちは。cortisパーソナルトレーニングジム代表の日原です。
今回もまたなかなか興味深い論文が発表されたので

①論文の紹介

Maternal carriage of Prevotella during pregnancy associates with protection against food allergy in the offspring

【訳:妊娠中の母親が保有している腸内微生物が乳児の食物アレルギーに対するリスクと関連している】
といったところでしょうか。

②結果

☑妊婦の腸内細菌は、胎児の免疫発達に重要な役割を果たしている

☑腸内細菌の種類である『プロボテラ コプラ』を増やすことが重要

☑増やすためには脂質、繊維質の食物が極めて重要

☑抗生物質の投与があると低減する

分かりやすく言えば腸内環境を良くすることが大切。
そのためには繊維質の食べ物を摂取することで
プロボテラ コプラの発現が見られる。
コレが子どものアレルギーリスクが低減するよ!
ってことですね。


③腸内細菌を減らさないためには

さて、繊維質の食べ物や脂質の摂取をすることでプロボテラ コプラの発現が見られるとの記載をしましたが、
その他の腸内細菌も含め何をすることで腸内細菌(要は善玉菌)を減らしてしまう生活習慣などをまとめてみます。

①アルコールの多量接種
⇒当たり前ですが、アルコールを飲みすぎることで腸内フローラは悪化します。
飲酒はほどほどにしましょう。

②運動不足
⇒腸のぜん動運動の能力が低下することによる

③ストレスが持続する
⇒とあるデータから、肉体・精神ともにストレスが溜まりすぎると悪玉菌が増加するということです。

④偏食
⇒いわゆる高タンパク質とか低炭水化物とか低脂質とか。

⑤便秘
⑥喫煙
⑦睡眠不足
⑧加工食品
⇒とある実験データから、10日お菓子を食べ続けるだけで善玉菌の数が約3分の1になりました。
2日食べるだけで減少し始めるとのこと。

つまり、ほぼ『生活習慣』が要因として悪化するということですね。
さらに言えば適度な運動習慣があるとなお良し。


④食事で善玉菌を増やす

さて、ここから実践的な話し。
何を心がけて摂取すべきか解説させて頂きます。

先に言っておきますが、『適度な運動』『栄養』『休養』の三拍子が揃っている前提で進めていきます。
詳細は以下の記事をご覧ください。

【関連記事】免疫力を上げる方法と下げない方法

オススメの食物繊維が多い食材

☑ライ麦
☑玄米
☑オートミール
☑切り干し大根
☑きくらげ
☑キノコ類
☑ドライフルーツ系
☑豆類
☑ゴマ
☑海藻類(ひじきやのりなど)

この辺りは手軽に変える&割と簡単に摂取できるのでオススメです!

ライ麦粉は他の粉物と比べても食物繊維も多くタンパク質も多め。
手間暇はかかるものの、手作りで作れると味もひとしお!

アマゾンでも割と安く売っておりますね。

食物繊維のサプリメントもございます。


さいごに、こちらのパンもオススメです。

妊婦の方だけでなく、皆様も普段から良き腸内生活を!

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