こんにちは。cortisパーソナルトレーニングジム代表の日原です。
実はわたくし、『武蔵野大学:人間科学部心理学専攻』を卒業しております。
さて、そんな謙遜されがちな心理学を
日常やトレーニング指導中に使えそうなテクニックをいくつがご紹介します!
目次
①本日のテーマ:『深層心理』
今回は知っているようで意外と知らない『深層心理』というものをご紹介します。
深層心理学とは?
人間の心の深層、すなわち『無意識』を研究し、意識現象や行動を説明しようとする心理学のことです。
分かりやすく言えば、
・『なぜかイライラする』
・『なんか面白い』
・フと『なぜこんなことをしてしまったのだろう?』
という感情のコトですね。
つまりどういうこと?
わかりやすく言うと例えばですが
無意識に鉛筆の端をかむ=子どもっぽい性格です
※難しいこと並べるとわからなくなるので、以下全てケースバイケースの事をまとめていきます。
②対人関係における深層心理『好かれているか嫌われているか』
わかりやすくイメージするためにケーススタディ形式でご紹介します。
相手に好かれているかどうか知りたい場合
信頼関係が築けていたり、お互いに『好き』という要素が高いと
無意識な行動が出てきます。
それが以下の例。
※あくまで統計なので全員に当てはまるわけではありません。
→身体やつま先が自分に向いている
→動作を真似てくる(飲み物を飲んだら相手も飲むしぐさをする)
→プライベートな話を自らしてくる
→近くに座っても自然に腕が垂れていたり足が開いてる、つまり特に様子が変わらない・自然体 ⇒緊張していない
→ボディータッチしてくる
相手に嫌われているか調べたい場合
逆にあまり信頼関係が築けていなかったり、緊張や不安要素、シンプルに『嫌い』という要素が強いとこのような無意識な行動が見受けられます。
→机の上のものを触る、位置を変える、机の下を見るなどのしぐさ
→前髪で顔を隠したりする
→かばんから同じ物を頻繁に出し入れする
→問いかけに3回以上うなずく
→会話中、電話やメールが来たとき直ぐに確認する
→ジェスチャー(手を振る、首を振る)で話を否定する
→会話中目を閉じていたりまばたきが多い
→まぶたが細い
→自分の服のゴミや汚れを頻繁に気にしている
→髪や顔をよく触る
→立ったまま硬直
→急にメガネをかける
→頻繁に時計を確認する
→身体を頻繁に動かし落ち着きがない
→手や腕を背中で組む
③ケーススタディ『行動の節々から見る分析』
1.笑い顔が左だけ硬い場合は…
作り笑顔の可能性が高いです。
右脳=感情を司る
脳は反対の支配をしますので、この場合は
右脳=左半身が上手く機能していないということ。
言い換えればしっかり右脳(感情が働く)の場合は
左右対称に笑顔を作ってるときは心から笑ってくれている時なのです。
2.目線による思考を読み解く
こちらは行動心理学やメンタリズムによって割と有名になりましたね。
目線一つである程度その人が何を考え、何を思っているのかが分かってしまいます。
この目線は相手がどちらを向いているか=自分から見て反対を見ていると認識しておいていください。
左上=過去の体験や景色を思い出している
⇒何かしらの質問をした時確認しやすいです
左横→聞いたことのある音楽を聞いている
左下→考え事をしている
右上→イメージを構成している(ウソや作り話)
※額に手をあてたり鼻を触る人も嘘をついている可能性が高いです。
右横→創造を働かしてこれから聞く音がどんな音なのかを考えている。
右下→身体的なイメージ、体に関すること、体感を思い出したり再現したり。
ポケットに手を突っ込んでる人
→褒められる事に弱い
3.足の組み方から見る心理
コチラも少し有名な心理テクニックの一つ。
ビジネスシーンや飲み会、果ては合コンまで使えるテクニックなので覚えておくと割と使えます。
右足が上→やや内気な性格。自分から相手にアプローチすることはない。リードされたい人。
左足が上→積極的で開放的な性格。性的なアプローチを秘めていることがあり、恋人募集中かもしれない。
足首が交差→精神的に子供っぽい人。空想的で、ロマンチスト。精神的な結びつきを強く求める。
頻繁に足を組みかえる→「この場から早く逃げ出したい」心理の表れ または欲求不満の表れ
4.イスの座り方による深層心理
スマホの契約やスポーツクラブの入会シーンを意識的に見てみると
結構当てはまっている方が多いです。
浅く座っている→警戒心が強い
深く座っている→リラックスしている
5.腕を前で組んでいる
これは町中などで結構見ますね。
対人関係の中でも割とありますが…
手を組んでいる人
=一人にして欲しい心理状態
6.唇を触っている、爪を噛んでいる
不安な状態を直そうとしている
赤ちゃんなどは口に物をいれると安心するのと同じ心理なのですね~
7.服装から見る心理
主にビジネスシーンではかなり使えるテクニック。
逆に自分を良く見せる方法としても有名ですね。
帽子をいつもかぶっている→自意識が強い
時計→ブランド物の時計をしていると、堅実で合理的。ノンブランドは、冒険心がある。
斜めストライプのネクタイ→協調性はあるが、無難。奇抜なアイデアはしない。
大きくて派手柄なネクタイ→好奇心旺盛。飽きっぽく結局身につかず中途半端で終わってしまう。
水玉柄ネクタイ→実力があり、内心はかなり自信家。ソフトな印象があって、人あたりがよく、おだやかでみんなの人気者になりたくて、女性にモテたいと思っている。
指輪をよくする→M体質。人に頼りたいと言う欲求や、誰かに独占されたいと言うタイプ。
④【一番知ってほしい】口癖から見る深層心理&性格
「つまり~~」「要するに~~」など簡潔な人
=さみしがりや
「やっぱり~~」と話す人
物事を深く考えない性格。
または何も考えていない
「まあ」が口癖
自分に自信が無かったり、臆病だったり…
不安な心理の際にもよく出る言葉です。
また、自身の発言に自信が無かったりする場合は
自分の意見をオブラートに包むことで自己防衛しております。
自己防衛=防衛反射が起きる
専門的な話しになってしまいますが、「まあ」が口癖の方は
関節を曲げる動き(つまり屈曲)が強いです。
この辺りはまた別の記事で。
「なんか」が口癖
自分の意志が弱いタイプです。
上記同様、自分に自信が無いためにこのような口癖が出やすくなります。
また、人の意見に左右されやすいという性格とも取れます。
「ちょっと」が口癖
結構腹黒い性格と読み取れます。
例えば、「ちょっとお願いがあるのですが、この仕事引き受けてくれませんか?」
と言われると断りにくいじゃないですか。
深層心理で言えば「ずる賢い」というコト。
「要は」「すなわち」「要するに」が口癖
大学の講義でコレを聞いたときまっさきに自分のことだと感じたことを今でも覚えております。
分析が早い=自信家
という性格です。
どんな話でもすぐに分析できるのはメリットですが、
割と周りからは謙遜されがち。
ただ、優秀な人は多いみたいですけどね!
「だから~~」が口癖
自分が正しいと思っている方に出やすい口癖です。
自己主張が強い性格です。
また、脳科学から見ても感情のコントロールがニガテなタイプが多いみたいです。
ちなみにですが、口癖を変えるだけである程度性格や思考は変えられますので
「だから」を使わないようにするのもいいかと思います。
「なるほど」が口癖
この場合は2つのパターンが分析できます。
①きちんと話しを理解している人
自分側に身体が向いている
目を見てうなずいてくれる
②人の話を聞いていない人
明後日の方向見てる
話しの辻褄が合わない
ただし、コチラのパターンの場合は裏表が無いとも取れます。
「わりと」が口癖
義理人情に厚い性格。
味方につけましょう。
「忙しい」が口癖
辛口評価ですが、『かまってちゃん』タイプ。
そしてかまってほしいクセに自分のペースを乱されると怒るタイプ。
一番ビジネスシーンで活躍できないタイプですね。
個人的に人として一番関わりたくない&めんどくさいタイプと思っております。
ただし先にも述べた通り「口癖」を変えると思考も変わってきます。
これは今すぐに変えるようにしましょう。
(追記)忙しいという漢字、「心を亡くす」と書きますね。
まさにその通り。先人の言葉というのはとても重いものですね。
ひと言ひと言を大切にしていきましょう。
今後は心理学についてもちょっとずつ触れていこうと思っております。
書いてほしい内容や気になることがあればお気軽にお問合せページからお願いします。
(追記)おすすめの深層心理に関する書籍
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